マニキュアの代わりにステロイドを

2012年頃発症、2016年7月に掌蹠膿疱症と診断されたとある患者の闘病記録。2016年11月より好酸球性副鼻腔炎が仲間入りしました。

爪にすごく出るっていうことは

 

アクセス解析見たら、ちらほら見てくださる方がいらっしゃって何だかすごいって思いました。

オシャレな写真もなければ(むしろ閲覧注意)、私がすごく面白い文章を書いてるってわけじゃない上に、ものすごく一般的な病気ではない掌蹠膿疱症メインのブログに来てくださる方がいるってことは、やっぱり少なくない病気なんでしょうね。

あまり卑近な例ではないと思いますが、何かの参考にしていただければと思います。

 

そしてタイトルに戻る。

私は爪に集中して出るタイプの掌蹠膿疱症です。一見して乾癬っぽくあります。

今までで剥がれた爪は5本。両手両足合わせて20本ある爪の25%がない生活がどんなものかということをつらつら書きたいと思います。

 

 

①洗い物ができない

 

これは手のひらに出る方も同様ですね。洗い物ができません。食器洗い用の洗剤って食器についた油を取るという性質上非常に強いんですよね。SARSだったかノロウィルスだかインフルエンザだかを予防するためには、食器洗い洗剤で手を洗った方が良いなんて聞いたことがあるほど強いのです。そんな強い薬品を、皮脂もなれば皮膚もなく、皮膚をさらに固くした爪さえない、例えるなら、最新技術を搭載した戦闘機に木の棒で立ち向かうみたいな。負けます。むしろ戦う前からわかってるから挑まない。

私の場合はぎりぎりゴム手袋をすれば洗い物はできるんですが、それすらだめな人もいますから大変です。

一番大変なのは、食器洗いじゃなくてお風呂です。何せ指が立てられないのです。爪の根元が炎症起こして腫れて神経を圧迫。勝てません。髪を洗うのも一苦労です。

そんなわけで私が使ってるのはシャンプーブラシ。私の対掌蹠膿疱症グッズたちはそのうちまとめて記事にしますね。

 

②ぶつけるととんでもなく痛い

 

そりゃそうだと言えばそうなんですけど、爪という指を守る防護服を身にまとわない指はとっても弱いです。どれくらい弱いかって言うとちょっと当たったくらいの傷でかなり痛いです。思わず声に出てしまうほど。

しかも怖いのが、生まれてこの方指は爪に守られてきたわけですから、指に意識がいかないこと。爪があれば「当たったかな?」レベルの痛みでも、「あだっ!」ってなるほどです。爪はとっても大事です。この病気になって身に染みました。

 

③引っ掛けない

 

色々引っ掛けないんですが、わかりやすいものだと缶の蓋は空けられません。引っ掛ける爪がないし、仮に引っ掛けられて起こせたとしても指に力が入らない……

同様に包装を取るのも、もっと言えば指の力を使うものはできなくなりました。

 

 

結論 : 爪をもっと大事にしよう