マニキュアの代わりにステロイドを

2012年頃発症、2016年7月に掌蹠膿疱症と診断されたとある患者の闘病記録。2016年11月より好酸球性副鼻腔炎が仲間入りしました。

掌蹠膿疱症を患いました。〜 病名発覚まで① 〜

 

その名前をはじめて聞いたのは2016年4月のことです。

 

掌蹠膿疱症

 

漢字からして読み辛いその病名を教えてくれたのは母でした。

元々私は爪に病気を患いがち(爪周囲炎、巻き爪辺りは見慣れたヤツ)で、アトピーも持ってるというある意味皮膚科エリートだったんですが、はじめて耳にする名前でした。

 

私の爪に異常が見られたのは、2012年頃。右手親指の爪が何かこう爪垢みたいなのが溜まったり皮膚が剥けたりしてました。当時私はちゃんと皮膚科にかかってたわけですが、爪の違和感より手のひらの水疱の方が派手でしたので、病院の先生は手のひらの方に着目!ジフラールを処方されました。

それからたまーに手のひらに水疱ができて、ジフラールを塗って、って生活が3年くらい続きました。爪の方は特に気にならなかったです。ただ爪垢みたいなのが溜まるのがイヤで、親指だけ爪をこまめに切ってました。

 

それから月日が経って3年くらい。

2015年7月、突如親指の爪が歪曲しました。爪の右半分が盛り上がる感じ。変な色もしてるし。当時の写真を見つけたら上げますね。

段々悪くなって、お盆の時期近くの商業施設に入ってる皮膚科に行きました。一応確認ね!という感じです。

 

先生「爪に菌が入ってるんじゃないかな。それでこうなってる」

 

たぶんそんなことを言われました。その先生は美容系の専門だったから、そんなサラッとした病名。ところで皮膚科の先生ってあんまり病名教えてくれませんよね。何故なのか……

ネリゾナを処方されました。

 

言われた通りちゃんと塗ってたんですけど、みるみる悪化してきて、左手中指にもその傾向が出てきました……

一応確認ね!で行った病院なので、かかりつけのよく治るって皮膚科を受診しました。ちなみに、最初にかかってた病院。ここでサードオピニオンでようやく治った唇の炎症を治してもらったので信頼できるお医者さんでした。

ここで処方されたのはデルモベート。ステロイドのストロングってやつをすぐに出す先生すごい……って思いました。塗り塗り。

 

しかし、2015年9月盛り上がった爪が巻き爪状態に……見た目のえげつなさにすぐさま受診し、抗生物質を処方されました。巻いた方が膿んで変色してたんです……

またひと月後、受診したんですが、ここで中指も完全に発症!色がおかしい……腫れている……

それから、月一ペースでおかしくなる爪……爪が剥がれました。べろっとな 血が出るけどそんなにびびらないのはたぶん巻き爪しまくったおかげ。

 

右手親指→左手中指→右足親指→右手小指→左手薬指→右手中指←now

 

こういう順番で異変の起きてる爪です。ちゃんと左右から行くのがちょっと面白い。

ちなみに右手小指辺りから、これそろそろ……っていうのがわかりはじめました。

 

先生も「その爪そのうち剥がれるかもね」

 

って一言。毎月受診してコレカヨー!!

受診って言ってもされるのは、デルモベートの処方と謎注射(未だに何を入れられたかわからない……)。

爪の根元に打つから血豆ができる!でも血豆以上のことは起きない!!

治らないままどんどんダメになってく爪……たまに手のひら。

どうしたもんかーってしてたのが2016年3月頃のお話です。

掌蹠膿疱症と診断されるのは、その4ヶ月後です。

 

 

画像は今朝の爪。軽くグロテスクなので閲覧注意ですです。無加工無修正でお届けします。

 

 

 

 

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